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LOT.403 COVERALLS SIZE:OS ボートネック。縮絨加工、両面起毛加工。

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Description

ボートネック。縮絨加工、両面起毛加工。

ニュージャージーのアンティークディーラーの倉庫で見つけた 1900年代初頭のニュースボーイキャップ。とても被れる状態ではなかったが、前の所持者に何か強い思いを感じた。シルエットやボリューム感をかなりシャープにした。19 世紀のアメリカで新聞売りの少年がこれをかぶっていたことから「ニュースボーイキャップ」とも呼ばれているが、当時の労働者階級の男性であれば、職種は問わず概ねこの「前ひさしのフラットキャップ」をかぶっていたようだ。生地は今回も全てブランドオリジナル、アメリカ産のスーピマオーガニックコットンを旧式力織機で制作し、オリジナルのデニム生地でも制作。

その生地に惹かれて、顕微鏡で糸の構造を研究。MELANGE BROWN は双糸×双糸の合計4本の糸を撚り合わせた糸を使用した平織素材。MELANGE CHARCOALはシャークスキンと呼ばれる綾織素材。油分が抜けたようなガサッとした風合いになる仕上げを施している。

第二次大戦後の好景気に、リゾートで着用するカジュアルシャツとして人気だったイタリアンカラーシャツ。 オープンカラーよりも曲線的なひらきが特徴で、当時はリゾートでもT シャツを着るという文化がなかった時代にリラックス した着こなしにぴったりだった。 京都の友禅染めの技法を使用した大胆な総柄プリントを活かすために、切替のないイタリアンカラー、最小限のディティー ルである片玉縁ポケットを採用。綿サテンの素材感に合わせ、通常採用している2本針巻環縫い仕立ではなく、高級シャ ツに使われる袋縫い仕様で仕立てた。1点1点のプリントの出方も異なり、希少性の高いプロダクトである。

アメリカで1910年代に撮影されたと思われる2人の男が写っている写真がある。ニュースボーイキャップを被り、2 列にボタンが並んだダブルブレストで襟無しのニットを着ていた。 ディテール的に見て、フレンチのワークウェアによく見られる要素があったが、その写真自体はアメリカで撮られたそうだ。目視で確認出来る部分を出来る限り抽出し、細かい仕様やシルエットなどは髙橋なりの解釈で設計した。

LOT.403 COVERALLS SIZE:OS ボートネック。縮絨加工、両面起毛加工。1910 1001920

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